2025 インドネシア その12(3日目午後):アマンジウォ、ディナー(RAMAYANA ROYAL FEAST / ラマヤナ王室の饗宴)

2025インドネシア

ご訪問いただきありがとうございます。

2025年の夏に、3泊5日でインドネシア旅行に行ってきたので 紹介したいと思います。
今回の旅行の主な目的は、「アマンジウォ宿泊」と「世界遺産のボロブドゥール寺院」です

今回はアマンジウォでのディナー「RAMAYANA ROYAL FEAST」についてです。 




はじめに

この日はディナーは、「RAMAYANA ROYAL FEAST/ラマヤナ王室の饗宴)」を事前予約していました。

ラマヤナとは、古代インドの叙事詩『ラマヤナ』がヒンドゥー教文化と共にインドネシアに伝わり、インドネシア独自の文化に取り入れられたものです。
特にジャワ島では、物語を基にしたワヤン・クリ(影絵芝居)や舞踊劇として親しまれ、
アマンジウォのあるバリ島にもバリ・ヒンドゥー文化として深く根付いているとのことです。

日本でこのラマヤナ舞踊劇の動画を見た時に、とても魅力を感じ、ずっと見てみたいと思っていました。
ついに念願のラマヤナ鑑賞ができ、とても楽しみです。




散策

ディナーの前に、少し散策しました。
これは入口です。暗くなってきて、神殿のような雰囲気をより強く感じます。


部屋に戻り部屋のプールサイドでのんびりしていると、
奥のプールの方から、私たちのディナーのRAMAYANA ROYAL FEASTのリハーサルと思われる音が聞こえてきました。



時間になるとスタッフの方が部屋まで迎えに来てくれ、ラマヤナが行われるプールサイドへ向かいました。
(場所ですが、日によっては「Dalem Jiwo Suite(最上級のお部屋)」で行われることもあるとのことです)





ディナー(RAMAYANA ROYAL FEAST / ラマヤナ王室の饗宴)

プールサイドに私たちの席が用意されていました。
真ん中が部分が、本日の舞台です。
バラの花びらとキャンドルで飾られていて、良い雰囲気です。


多くの方々が、ガムラン音楽を演奏してくださっています。
私たち2人だけのために豪華な演出です。
王様になった気分にさせてくれます(笑)


ラマヤナ舞踊のあらすじです。
この説明のおかげでなんとなく話の流れは理解できました。

ラマヤナ舞踊は3部作とのことで、ディナーコースの合間に行われます。



こちらがメニュー表です。


右「Kapiratu」
スパイスを効かせた牛ひき肉を詰めたオムレツ。

左「Songgo Buwono」
シュー生地に牛のラグー、ピクルス、ゆで卵を詰め、マヨネーズを添えたもの。


右のグラスは「APERITIF / 食前酒」です。
ビルカール・サロモンの「ブリュット・レゼルヴ」というお酒とのこと。


~ラマヤナ舞踊の1部目~
(ラマヤナ舞踊の感想は後でまとめて記載いたします)


「Timlo Soup / ティムロスープ」
キクラゲ、バナナの花、ライスヌードル入りチキンスープ。
優しい味でかなり好みの味でした。

~ラマヤナ舞踊の2部目~


「Nashi Jowo Melik」
ジョグジャカルタ地方減算の希少な黒米。収穫量が非常に少なく、現在はごく少数の農家でのみの栽培とのこと。

「Bebek Suwar-suwir / アヒル肉の細切り」
割と甘い味付けで食べ進めるのに時間がかかってしまいました、、、

「Garang Asem / ガラン・アセム」
バナナの葉で蒸した鶏肉をココナツミルク等で和えた料理。

「Gecok Kambing」
地元のハーブとスパイスで煮込んだラム肉
ラムは苦手ですが、こちらのラムも食べやすかったです。

「Sayur Untup-untup」
ナス、キャベツ、テンペ、ピーナッツ、唐辛子をココナツミルクのスープで煮込んだ料理。

「Tumis Buncis Jamur Kuping」
インゲンとキクラゲのソテー





右「Rujak Pacel」 
2種類のサラダ。
甘酸っぱいフルーツサラダ「ルジャク」と、ピーナッツソースであえた野菜サラダ「ペチェル」。

中「パン」

左「付け合わせ」

赤いソースは辛くてあまり使いませんでした。
右の野菜はさっぱり味でしたので、味の濃いものを食べた後に、挟んだりしました。



「Udang Bakar Kalasan / カラサン焼きエビ」
香ばしくて美味しかったです。

「Sanggar」
竹串焼きの牛テンダーロイン
味付けが濃くてお酒が進みました。

~ラマヤナ舞踊の3部目~

躍動感のある動きを感じられるシーンの一部です。


これでラマヤナ舞踊は全て終了です。
ラマヤナ舞踊と、ガムラン音楽、食事とすべてを楽しめました。

踊りは民族舞踊を感じさせる手足の指先までの細かな動きから、体全体の大きな動きまで幅広く、実際に弓矢を撃つシーンもあり、とても楽しめました。
インドネシアの伝統舞踊を生で、しかも貸し切りで鑑賞できてとても貴重な体験になりました。
テーブル担当のスタッフのサービスも素晴らしく、良い時間を過ごせました。


最後に演者の皆さんと、記念撮影をしていただきました。




その後、最後にデザートをいただきました。

「Royal Secang」
インドネシアの伝統的なハーブ飲料とのことです。
カップに刺さっているのはレモングラスの茎だと思います。
すっきりするお味でした。


「Prawan Kenes」
蒸しバナナを竹串に指して焼いたものです。

「Manok Nom」
パンダンもち米カスタード

「Bendul」
ココナツのシフォンケーキ






部屋

デザートまでいただいて、お腹いっぱいになり部屋に戻りました。

なんと、部屋に戻るとベッド周りにお花のデコレーションをしてくださっていました。


様々な色合いのバラで綺麗です。


本日のアマンジウォからのお土産は、レザーの栞です。

今夜もラマヤナの余韻で気持ちよく眠れそうです。



今回は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました。